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シャンプーの二度洗いはやっても大丈夫?二度洗いの効果とやり方

スタイリング剤を使用した時や、頭皮にべたつきを感じる時によくやるのが、シャンプーの二度洗いです。二度洗いは汚れやべたつきをしっかり洗い流す事ができますが、抜け毛や頭皮へのダメージを考えるとあまりやりたくない、と感じている方も多いです。

シャンプーの二度洗いは、頭皮や髪の状態によってやった方がいい時とやめた方がいい時があり、それを見極めつつ、正しいやり方で行わなくてはいけません。

今回は、

  • シャンプーの二度洗いの効果
  • 二度洗いを行うタイミング
  • 二度洗いの正しいやり方

を説明します。


シャンプーの二度洗いはやっても平気なの?

シャンプーの二度洗いは、髪や頭皮の状態によってやった方がいい場合と、やめた方がいい場合があります。これを見極めるには、二度洗いの効果とデメリットを抑えておく必要があるのです。

まずは二度洗いの効果やするべきタイミングをしっかり押さえましょう。

二度洗いの効果

シャンプーの二度洗いには、髪や頭皮の汚れ、べたつき、臭いを落とす効果があります。

スタイリング剤や食べ物の臭いを落とす場合に二度洗いするのが一般的です。人によっては、季節によって頭皮の皮脂が過剰に分泌される為、それを落とす目的で二度洗いをしている人もいます。

汚れや臭いをしっかり落とす効果がある為、汚れや臭いが気になる場合に行いがちですが、二度洗いのデメリットもよく考えて行う必要があります。

二度洗いのデメリット

二度洗いのデメリットとして、

  • 必要な皮脂や水分も洗い流してしまう
  • 髪同士が摩擦する事で、髪にダメージを与えてしまう
  • 洗浄成分が髪や頭皮にダメージを与えてしまう

があります。シャンプーには皮脂や汚れを洗い流す効果がありますが、二度洗いをする髪や頭皮の状態によっては、本来必要な分の水分や皮脂も洗い流してしまう場合があるのです。これは髪や頭皮トラブルにつながります。

また、シャンプーの時にはどうしても髪同士がこすれあってしまいます。これも髪を傷める原因になります。よく二度洗いをすると髪が抜けやすくなる、と言いますが、これは髪が摩擦によってダメージを受けた事によるものです。

この他では、シャンプーの成分によっては、二度洗いすると髪や頭皮を傷めてしまう場合があるので、これにも注意が必要です。二度洗いをする場合は、洗浄成分が強いシャンプーは避けるようにしましょう。

二度洗いをした方がいいタイミング

二度洗いの効果とデメリットを抑えると、二度洗いをすべきタイミングが自然と分かるようになります。二度洗いをすべきタイミングをまとめると、以下の様になります。

  • スタイリング剤を使用した時
  • 髪や頭皮のべたつきが気になる時
  • 髪についた臭いが気になる時

二度洗いはこうしたタイミングで行うようにしましょう。また、タイミングを抑えるだけでなく、正しい二度洗いの仕方を抑える事も重要です。

シャンプーの二度洗いをする時の正しいやり方を覚えよう

シャンプーの二度洗いをする場合、正しいやり方を抑えておく必要があります。二度洗いの正しいやり方を押さえておけば、二度洗いで発生するデメリットを最小限に抑える事が出来るのです。

二度洗いの正しいやり方とそれぞれの工程で押さえるべきポイントを紹介していきます。

まずはぬるま湯でしっかり予洗いする

まずはぬるま湯でしっかり予洗いをしておきましょう。この時、大体1、2分を目安に行います。予洗いをしっかり行っておくと、

  • ホコリや軽いゴミを落とす事が出来る
  • 髪に水分をしっかり行き渡らせ、シャンプーの泡立ちを助ける

効果を期待できます。

シャンプーの効果を高める事ができるので、二度洗いの際に発生する手間や時間の短縮ができます。これは二度洗いのデメリットを軽減する効果もあるので、予洗いはしっかり行いましょう。

シャンプーを泡立て、髪全体に塗り、もむようにして洗う

予洗いが済んだら、一回目のシャンプーに移ります。シャンプーをしっかり泡立てて、髪全体に塗り込みます。シャンプーを泡立てる際は、スポンジや泡立てネットを使って髪全体に泡がしっかり行き渡る位泡立てて下さい。

シャンプーを泡立たせ、髪の隅々まで泡を行き渡らせたら、髪をもみ込むようにして洗っていきます。一回目のシャンプーは、頭皮を洗うというよりも、髪の汚れを落とす事を意識しながら洗いましょう。

髪の絡まりに注意しながらすすぐ

髪を十分洗ったら、すすぎに移ります。この時、髪をガシガシと力任せにすすいでしまうと、髪が絡まってしまい、二回目のシャンプーがやりにくくなってしまいます。髪が絡まないように、優しくすすぐようにして下さい。

この時にシャンプーの泡が残っていると、髪や頭皮にシャンプーの成分が残ってしまい、トラブルの原因になってしまいます。髪の絡まりだけでなく、洗い残しにも注意しましょう。

二回目は少量のシャンプーで、優しく洗う

すすぎが終わったら、二回目のシャンプーに移ります。この時、髪は汚れがほとんど落ちており、水分もたっぷり含んでいます。普段よりも泡立ちやすい状態になっているので、この時のシャンプーは少なめの量を心がけて下さい。

一回目同様、シャンプーをしっかり泡立てたら頭皮全体にシャンプーを付けます。この時は、指の腹でマッサージをするような気持ちで、優しく洗ってあげて下さい。

頭皮に残った汚れを洗い流しつつ、頭皮をマッサージする事で、血流を促し、頭皮と髪を健康的な状態へ導いてあげる事ができます。

最後のすすぎはしっかりと

頭皮を洗い終わったら、最後にすすぎを行います。この時のすすぎは洗い残しを作らないようしっかりと行って下さい。この時の洗い残しは、髪や頭皮トラブルの元になります。耳の裏等、洗い残しができやすい部分は特に注意しながらすすぐようにして下さい。

最後のすすぎが終わったら、トリートメント等で髪をケアしてあげましょう。二度洗いは通常のシャンプーよりもダメージを与えがちですから、トリートメントやヘアパックによるダメージケアは忘れずに行って下さい。

シャンプーの二度洗いをする時は、髪と頭皮の様子を見ながら行おう

シャンプーの二度洗いは、髪や頭皮に負担をかけてしまいます。二度洗いすべきタイミングを正しく見極めてから行うようにして下さい。また、二度洗いする場合は、正しいやり方で行うようにしましょう。

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