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天パ

前髪の天パはクセが出やすい!?クセの対処法とセットの仕方

しかし、天然パーマというのは髪が長いと髪の重さで症状があまり出てきません。そのため、自分が天パだと気づかない人もいます。

自分が天パだったんだと気づくきっかけが前髪です。前髪を短くした途端、うねりなど天パの症状が出ることがあります。そこで、天パに気づく人が多いようです。

また、天パというと遺伝性のものというイメージがありますが、ケア方法などによって天パの症状が出てくることもあります。

前髪の天パはセットが難しいと言われています。そのセット方法と、ケア方法について調べてみました。


どうしてもクセが気になる!前髪天パのセットの仕方

天パは、セットが難しいと言われています。それは、クセがなかなかストレートにならず、いくらセットしてもうねりなどが出てくるからと思われているからです。

特に、前髪の天パは髪の毛が短いのでセットがしにくく諦めている人や、セットではなく縮毛矯正やストレートパーマで症状を抑えているという人もいます。

前髪天パは、セット方法によってクセが気にならなくすることができます。

よく、天パと言いますが1種類ではありません。

  • ウェーブのようになる「うねり髪」
  • カールのようになる「くるくる髪」
  • ぱっくりと割れる「ぱっくり髪」

「天パ=カール、うねり」と思われがちですが、天パで前髪がぱっくりと割れることもあります。

また、天パの種類によってセットの仕方も少しずつ変わってきます。

その1.これが基本!前髪天パのセット方法

まずは、基本的な前髪天パのセット方法を覚えましょう。この方法は、うねり髪とくるくる髪の天パに効果的です。

前髪をしっかりと濡らす
天パが出ている髪の毛は、ブラシでセットすることができません。そのため、しっかりと髪の毛を濡らしてからセットをしてあげることが大事です。
この時、2つポイントがあります。

  • 根元からしっかりと濡らす
  • 髪のケア効果があるミストを使う

天パの場合、根元からしっかりとセットをしてあげないとうねりなどを予防することができません。
また、この時に髪のケア効果のあるものを使うと、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。

手ぐしで軽く髪を引っ張りながらブローする
セットの時、すぐにカールをつけてしまいがちですが、まずは髪の根元のクセを取ってあげるようにします。
前髪を軽く手で引っ張って根元を乾かしていきます。そうすることで、根元のうねりを解消することができます。
根元がある程度乾くまで、しっかりブローすれば髪の毛自体も乾いてきます。
ロールブラシを使って伸ばしながらブローする
手ぐしブローが終わったら、今度はロールブラシでクセを伸ばしながらブローしていきます。この時、しっかり根元にロールブラシを入れることが大事です。
そしてそのまま、1度でクセを伸ばすようにブローしていきます。
何度もロールブラシで前髪をブローするとクセ毛よりもロールブラシのカールがついてしまい、綺麗な前髪になりません。
ロールブラシは大きいものは使わず、少し小さめの自分が使いやすいものを選びましょう。
前髪天パが伸びたらセットをして冷風を当てる
前髪天パが伸びてクセがなくなってからセットをします。流れを付けたり、毛先をカールするなどはこの時にします。
セットが終わった後は、必ず冷風を当てて髪を冷まします。
ヘアスプレーなどで前髪キープする
セットが終わった後、前髪にクセがでないようにヘアスプレーなどでセットをキープします。

その2.ぱっくり髪の前髪天パはストレートアイロンがオススメ

前髪天パでセットが難しいのが、ぱっくり割れるタイプの前髪です。

うねりやくるくる髪の場合は、クセを伸ばしてあげるとセットがしやすくなりますが、ぱっくり髪の場合はどうしても前髪が割れてしまいます。

ぱっくりの前髪天パは、ドライヤーとストレートアイロンを使ってクセを解消していきます。

また、天パのクセが強く、上記の方法ではクセが伸びない場合はこちらの方法でやってみましょう。

前髪をしっかりと濡らす
上記同様、前髪をしっかりと濡らしていきます。ここはどのセットの仕方でも同じ工程です。
手ぐしで軽く髪を引っ張りながらブローする
ぱっくり髪の場合、手ぐしで乾かしていく時にポイントがあります。ぱっくりと分かれた方向と逆方向に髪を軽く引っ張りながら根元を乾かしていきます。
根元が乾いたら、乾かした後にぱっくりと割れそうな場合は、ピンで、髪を固定しておくのもOKです。
ストレートアイロンで髪を伸ばしていく
髪を熱から保護してくれるヘアミストやオイルを薄くつけてからストレートアイロンをします。この時、1度に全ての前髪をとってストレートアイロンはかけません。
前髪を上下で2つに分け、内側からヘアアイロンをかけていきます。この時、根元からしっかりとかけてあげるようにします。
前髪天パが伸びたらセットをして冷風を当てる
上記同様、セットが終わった後は、必ず冷風を当てて髪を冷まします。
ヘアスプレーなどで前髪キープする
セットが終わった後、前髪にクセがでないようにヘアスプレーなどでセットをキープします。

その3.天パのクセが弱い人はカーラーでのセットも可能

前髪の天パのクセが弱い人や、ロールブラシを使うのが苦手な人は、カーラーを使うとクセを伸ばしながら軽く内側にカールをすることもできます。

この時、前髪を濡らして手ぐしでクセを伸ばすところまでは同じようにします。

その後、ロールブラシやストレートアイロンを使うところで、カーラーを使います。カーラーは1番使い勝手の良いマジックカラーが便利です。

カーラーを巻いた後、時間がある時は、10~15分そのままにしておくだけ。急いでいる場合は、ドライヤーを30秒ほど当てれば、前髪のクセを解消し自然なカールを作ることができます。

ドライヤーを使う場合は、最後に冷風を10秒程当てればスタイルをキープする効果もアップします。

なるべくクセを出さないのがポイント!前髪天パのケア方法

天パの症状を抑えるためには、髪の毛のケアが大事です。軽い天パであればあまり目立ちませんが、ケアが悪くて天パの症状が悪化することもあります。

そうならないためにも、ケアをしっかりとしてあげることが大事です。

その1.クセ毛用のシャンプー・トリートメントを使う

ほとんどの天パが、ロングヘアだとうねりが出てきません。そのため、髪の毛の短い前髪だけくるくるとしたうねりが出てきます。

前髪だけのうねりだと天パと思わずに、あまり気にせずシャンプーを選んでいる人が多いと思います。

前髪に天パが出ている人は、髪全体に天パの症状が出る可能性があるので、クセ毛用のシャンプー・トリートメントを使うようにしましょう。

クセ毛用のシャンプー・トリートメントは、髪の毛のうねりやボリュームを抑えてくれる効果があります。

クセ毛用のシャンプー・トリートメントを使ったからといってすぐに効果が出るわけではありません。

シャンプーもサプリメントなどと同様、3~6ヶ月は使い続けることが大事です。

その2.頭皮をしっかり洗い毛穴の詰まりを解消する

頭皮の毛穴が詰まったまま、髪の毛が伸びると髪にうねりが出てきます。

天パで前髪にクセが出ているところに、毛穴の詰まりが原因でうねりが出てくるとケアするのが大変です。

天パの症状が軽くても、毛穴の詰まりによるうねりがプラスするとクセが強くなってしまうこともあります。

毛穴の詰まりは、シャンプーの仕方に原因があります。頭皮をゴシゴシと洗えば汚れが落ちるというものではありません。

シャンプー前にブラッシングをし、予洗いをするだけで毛穴の汚れも落ちやすくなります。

その3.髪の毛に過度な摩擦を与えないようにする

髪の毛は摩擦で傷みます。特に、濡れた髪の毛は摩擦に弱く、すぐにキューティクルが剥がれたり開いたりします。

シャンプーをする時、髪の毛になるべく摩擦を与えないように頭皮をマッサージするように洗うようにします。また、髪の毛を乾かす時も同じです。

タオルドライをする時、タオルで髪の毛や頭皮をゴシゴシと拭く人がいますが、これは髪の毛にかなりの摩擦を与えています。

タオルドライをする時も擦らずに、タオルで髪の毛や頭皮を押さえて水分を取り除くことが大事です。

もう1つ髪の毛の摩擦に関係するのが、自然乾燥です。

ドライヤーで髪の毛を乾かすと熱で傷んでしまうと自然乾燥をしている人がいますが、髪が長時間濡れていると知らない間に髪の毛に摩擦が起こってしまいます。

そうならないためにも、髪の毛はドライヤーで乾かすようにしましょう。

ブラッシングも力を入れたり、ガシガシとブラッシングすると摩擦が起こります。

髪の毛の摩擦をなるべく抑えるために、洗い流さないオイルなどを付けておくと日常の髪の毛の摩擦も軽減することができます。

その4.汗ケアをしてうねりが出ないようにする

天パは乾いた髪でもうねりなどが出ますが、特に髪の毛が濡れている時に症状が1番出ます。これは前髪セット後のケアになりますが、とても重要です。

朝、綺麗にセットできていたのに夕方になると前髪に天パが出てくることがあります。この原因が汗です。

額に汗をかくと、その汗が髪に付着して天パの症状が出てきます。そこに皮脂がプラスされることでベタついた前髪になってしまいます。

1度天パの症状が出てくると、ブラシではうねりを解消するのが難しくなります。

前髪に天パを出したくない場合は、朝のセットと一緒に汗が髪の毛につかないようにケアしてあげることも大事です。

  • 額に汗をかいた時はこまめに拭き取る
  • 皮脂予防の化粧下地を使う
  • 前髪が汗で濡れないようにヘアスプレーなどでコーティングする

こういったもので、汗を予防してあげるようにしましょう。

1番簡単なのはヘアスプレーです。最近は、雨の日にもセットが崩れないよう湿気や水分に強いものが販売されています。

前髪のセットが終わった後、汗が髪の毛についても水分に反応しないようにスプレーしておくだけでうねりのケアもできます。

ケアだけじゃない前髪天パを予防する方法

天パは、髪の毛のケア以外にも症状を緩和させたり予防することもできます。

特に、遺伝ではなく髪の毛のダメージなどで天パの症状が出ている場合は、ヘアケアだけではなく毎日の生活で予防してあげることも大事です。

その1.ホルモンバランスが乱れないようにする

天パになりやすい原因の1つがホルモンバランスの変化です。

子供の頃と大人になってからでは髪質が変わったという人も多いと思います。これはホルモンバランスが影響しています。

大人になって急激に髪質が変わるということはありませんが、加齢や急激なホルモンバランスの変化によって髪質も変わる可能性があります。

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 不規則な生活

上記なようなことは、ホルモンバランスを乱す可能性があります。

ホルモンバランスが乱れないように気を付けることも天パを予防するのには大切なことです。

その2.バランスの良い食事を心がける

最初は、髪のうねり程度かなと思っていたらその症状が改善されず天パになってしまうことがあります。

毎日の食事の栄養バランスが悪いと、髪の毛も健康に育ってくれず天パの症状が改善されなくなります。

特に、ダイエットをしていると栄養が行き渡らずに髪が育ちにくくなりうねりなどが出てきます。

健康にいいからといって固定のものばかり摂取するのではなく、肉・魚・野菜・豆類などバランスよく食べるようにこころがけましょう。

バランスの悪い食事は、髪の毛に栄養を与えてくれないだけでなく、血行不良の原因にもなります。

血行が悪いと、髪の毛へ栄養を届けてくれなくなるため、さらに髪の毛の成長を妨げてしまいます。また、頭皮などの冷えにも繋がるので注意しましょう。

諦めないで!前髪天パはセットで解消できる

前髪に天パが出ると、どうしても諦めてしまいアップにしたりぱっくりと割れたままにしてしまうことが多くなります。

しかし、クセを伸ばす方法が分かれば、前髪のセットもできるようになります。

「どうせ天パだから」と諦めるのではなく、まずは天パのクセを取ってブローをしてみましょう。

そうすることで、天パのない前髪を楽しむことができます。また、ブローで天パを伸ばすだけではなくケアも大事です。

髪の毛のケアだけではなく、生活習慣の見直しをすることで健やかな髪の毛を育てることができます。

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