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髪が絡まる

髪の毛が絡まる原因を知って、正しいケアをしてあげよう

髪の毛が絡まってしまうのには、複数の原因があり、それに対応した対処法が必要になります。今回は、髪の毛の絡まりが発生する主な原因と、髪の毛の絡まりを予防する方法を紹介していきます。

髪の毛の絡まりが起きてしまう人は、まずは紹介する原因が当てはまらないかを確かめてみましょう。ケア方法も併せて紹介していくので、自分の髪に合ったケアを心がけて下さい。


まずは髪の毛が絡んでしまう原因を知ろう

髪の毛が絡んでしまう原因は複数あります。まずは髪の毛の絡まりが発生する原因を知り、それに合わせた対処をとるようにしましょう。

何らかの原因でキューティクルが開いている

髪の毛が絡んでしまう原因として一番多いのが、

  • 髪の毛のキューティクルが開いている
  • キューティクルが不足している

というものが挙げられます。髪の毛は長い人程絡まりやすい物ですが、ショートヘアの人でも絡まりはもちろん発生します。そして、その原因のほとんどがキューティクルによって起きているのです。

キューティクルは髪の毛の表面を覆っている、うろこのような物質です。健康的な髪の毛にはキューティクルが豊富に存在し、閉まった状態になっています。しかし、髪の毛が何らかの原因で傷んでいると、キューティクルが減少し、開きっぱなしの状態になってしまうのです。

キューティクルが減少し、開いた状態になっていると髪の毛同士が絡まりやすくなります。キューティクルの量が減少し、開いたままになってしまう原因をまとめると、この様になります。

  • 濡れた状態の髪、濡れたまま放置した髪
  • ドライヤーで髪を乾かした後、そのままになっている髪
  • パーマやカラーリングでダメージを負っている髪

こうした状態に心当たりがある場合、髪の毛のキューティクルが不健康な状態になっている可能性が高いです。髪の毛の絡まりをケアする際は、できるだけこの状況を作り出さないようにする必要があります。

髪質が柔らかい、細い

人によっては、元々髪の毛が絡まりやすい人もいます。髪の質感が柔らかく、髪の毛が細い人がこれに当たります。

髪の毛が柔らかい人や細い人は、髪の毛のキューティクルが少ない状態になっています。その為、髪の毛の絡まりがほかの髪質の人よりも発生しやすいのです。髪の毛が柔らかい人や細い人は、髪の毛のキューティクルが持つ機能を手助けしてあげるケアが大切になります。

髪をすいている

髪の毛の絡まりは、髪のキューティクルの状態だけでなく、ヘアスタイルによっても発生しています。髪の毛をすいていると、髪の毛の間にスペースが発生し、軽やかでまとめやすい状態になります。

しかし、髪の毛が動きやすい状態になると、その分摩擦が発生し、髪の毛が絡まりやすい状態になってしまうのです。髪の毛をすいた時は、その分絡まりやすくなる事を頭に置きながらケアをする必要があります。

髪の毛の絡みを防止するにはどうしたらいいの?

髪の毛の絡まりを防止するには、普段から髪の毛のキューティクルを健康な状態に保つ必要があります。髪の毛の絡まりを防止するケアをまとめると、以下の3点となります。

トリートメントでケアをしてあげる

どの髪の毛にも大切なのが、トリートメントによるキューティクルのケアです。トリートメントによって、キューティクルの働きを手助けしてあげると髪の毛の絡まりを防止する事ができます。

シャンプーの後にキューティクルを保護し、髪の毛のダメージを軽減してくれるタイプのトリートメントを使うようにしましょう。お風呂上りにアウトバストリートメントを使用するのも効果的です。

トリートメントを使用する際は、ダメージを負いやすい毛先を中心に使用するのがポイントです。また、トリートメントの成分は髪を保護する効果がありますが、頭皮には良くない場合が多いです。使用する際は頭皮には付かないように気を付けて下さい。

ドライヤーでしっかり髪の毛を乾かす

髪の毛が濡れた状態になっていると、キューティクルが開き、髪の毛が絡まりやすい状態になってしまいます。ドライヤーでしっかりと髪の毛を乾かしましょう。

ドライヤーを使用する際は、

  • 髪や頭皮にドライヤーを近付けすぎないようにする
  • 最後に冷風モードでキューティクルを閉める

この2点を必ず行うようにして下さい。

キューティクルは熱によっても開くので、ドライヤーを髪や頭皮に近すぎる位置で使用してしまうと、髪の毛の絡まりを生み出してしまいます。ドライヤーを使用する際は、髪や地肌から少し離し、同じ場所に長時間ドライヤーを当てないようにして下さい。

熱で開いたキューティクルをそのままにしておくと、キューティクルが開いた状態のままになってしまいます。最後に冷風モードで髪の毛のキューティクルを閉めてあげると、髪の毛の絡まりを防止できます。

髪へのダメージが気になる人は、お風呂上りに洗い流さないタイプのトリートメントを使用するといいでしょう。このタイプの中には、ドライヤーの熱から髪の毛を保護してくれるタイプもあります。

ドライヤーによるキューティクルの損傷を抑える効果もありますので、ぜひ利用してみて下さい。

カットの時に髪をすき過ぎない

カットの時に、髪の毛をすき過ぎないようにするのも、髪の毛の絡まりを防止する効果があります。美容院で髪を切ってもらう時には、あまりすき過ぎないように気を付けて下さい。

髪の毛をすく場合は、髪の毛の絡まりについても美容師さんに相談しておくといいでしょう。場合によっては、すく以外の方法で希望のヘアスタイルを作ってくれる事もあります。

美容院には髪の毛の悩みに特化したケア用品を扱っています。こうしたケア用品の中から、髪の毛の絡まりに効果のあるケア用品を使うのもおすすめです。

髪の毛の絡まりはちょっとの工夫で解決できる

髪の毛の絡まりは、普段のちょっとした工夫で解決できます。まずは髪の毛の絡まりになる原因を作り出していないかをチェックしてみましょう。

髪の毛の絡まりを防止するケアは、誰でもできるケアでもあります。普段からしっかりケアを行い、サラサラの髪の毛を手に入れて下さい。

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