スタイリング剤
かきあげヘアを上手にセットするコツ、短い髪でも大丈夫!
簡単そうにみえて、実は難しいのがかきあげヘアのセット。あこがれのかきあげヘアに挑戦してみたいけれど、前髪が短くて無理、適度な長さはあるのにセットが上手くできないと悩む人も少なくありません。
そこで、前髪の長さに関係なくかきあげセットを作るやり方、上手に作るコツやアレンジ方法について紹介していきたいと思います。かきあげヘアに憧れる女性、必見ですよ!
Contents
イメージ通りに仕上がらないのはなぜ?かきあげヘアを作るコツ
テレビや雑誌でみるモデルやタレントのようなかきあげヘアを作りたいのに、自分でやってみると何だかイメージと違う、かきあげヘアを作ってもすぐに前髪が落ちてきてうっとおしいなど、かきあげヘアセット時の悩みは人それぞれです。
そこで、かきあげ前髪を作るコツをいくつか紹介していきますね。
分け目の配分、作り方のコツ
ふんわりと適度なボリュームのあるかきあげヘアに仕上げるコツが2つありますので、覚えておきましょう。
- 分け目
- 上手くかきあげヘアを作るなら、分け目は7:3の配分にすることです。分け目を7:3にするといっても、コームできっちりと分ける必要はなく、おおよそで構いません。そのほうが自然な仕上がりが作れます。
- 分け方
- 前髪を作るときに、いつも同じ箇所で分け目を作っている人、多いですよね。かきあげヘアを作るときは、いつも作る分け目とは反対に分け目を作ることをおすすめします。
そのほうが、前髪にボリュームが出てふんわりとしたかきあげヘアが作れるからです。
ボリュームが足りないときは
普段とは反対側に分け目を作っても、ボリュームが足りないということも考えられます。ボリューム不足は、逆毛を作ってカバーしましょう。
自然に仕上がる巻き方のコツ
かきあげヘアを作るときは、カーラーやヘアアイロンを使って巻くと、きれいに仕上がります。
実は、巻き方にもコツがあって、縦に巻くよりも横に巻いたほうが、仕上がりも自然になるのです。
前髪が短くても大丈夫!長さ別、かきあげヘアの作り方
かきあげヘアは前髪が長い人ができるヘアスタイルだと思っていませんか?前髪が短くても、かきあげヘアは作れますよ。
そこで、前髪の長さごとに、かきあげヘアを作るコツを紹介していきますね。
かなり短めでもOK!短い前髪でかきあげヘアを作るコツ
前髪にある程度長さがないと、かきあげヘアは難しいのでは?と思ってしまいますよね。
しかし、コツをつかめば眉毛よりも短いぱっつん前髪でもかきあげヘアが作れてしまうのです。用意するものと、作り方を紹介していきますね。
用意するもの
- 霧吹き
- ジェルやワックス(仕上りはミディアムハードくらいがおすすめ)
- ヘアアイロン or カーラー
- ドライヤー
かきあげヘアを作る手順についてみていきましょう。
- 前髪に外巻きのクセをつける
- 前髪を濡らしてヘアアイロン、もしくはカーラーを外側に巻きます。外巻きにするのは、サイドの髪となじませるためです。
こうすることで、短い前髪でもサイドの髪と一体になって顔周りに落ちてきづらくなりますよ。
- ドライヤーをあてる
- 外巻きのクセをつけた部分にドライヤーをあてます。最初に温風で乾かしてから、冷風をあててスタイルを定着させましょう。
仕上げに冷風をあてたほうが、キューティクルが引き締まってスタイルが長持ちするようになりますよ。
- 前髪をなじませる
- ジェルやワックスを使って、サイドの髪の毛と前髪をなじませ、定着させます。
これなら短い前髪でもかきあげ前髪が作れます。短い前髪は幼い印象を与えますが、かきあげヘアはぐっと大人っぽいイメージが作れますので、そのギャップも楽しめるようになりますね。
長めの前髪、伸ばしかけ前髪で作るかきあげヘア
中途半端な長さの伸ばしかけ前髪、サイドと同じくらいの長さの前髪でも、かきあげヘアのセットに苦労する人は多いのです。
前髪に適度な長さがあっても、かきあげ前髪が作れないのは髪質ややり方に問題があるからです。
- 髪質
- 直毛、軟毛の人はヘアスタイルを作っても長持ちしづらく、かきあげヘアをセットしてもすぐに前髪が落ちてきてしまうのです。
他にも、前に向かって前髪が生えている場合も、ヘアスタイルを長時間キープすることが難しくなります。
- 誤った作り方
- ドライヤーやヘアアイロン、カーラー、スタイリング剤の使い方が誤っていると、かきあげヘアを上手く作れないだけでなく、作ったスタイルをキープすることが難しくなります。
かきあげヘアの適切な作り方を知れば、髪質に関係なく理想のかきあげヘアを作れるようになりますよ!
手順について、紹介していきますね。
- 前髪の根元を濡らす
- 前髪の根元に水をつけてしっかりと湿らせましょう。根元にクセをつけるので、毛先まで濡らす必要はありません。
- カーラーを巻いてドライヤーをあてる
- カーラーを外巻きに巻いて、ドライヤーの温風をあてます。ゆるめのウェーブを作りたいので、使用するカーラーは大きめサイズを選びましょう。
髪の根元が乾いてきたら、仕上げに冷風をあてます。ヘアアイロンを使用するときは、濡らした髪に直接使用してください。
- サイドを巻く
- 前髪に適度長さがある場合も、サイドの髪となじませたほうが、前髪が顔周りに落ちてきづらくなります。前髪の毛先部分とサイドの髪をカーラーやヘアアイロンで外側にゆるく巻いていきます。
- スタイリング剤で仕上げ
- 前髪の根元部分、サイドに流した部分にスタイリング剤をつけて完成です。
コツをつかめば、それほどかきあげヘアは難しくはありません。何度かやってみると、手際もよくなってきますよ。
かきあげヘアをさらにアレンジ!いろいろなヘアスタイルを楽しもう!
かきあげヘアはセクシーで大人っぽいヘアスタイルですが、毎日同じヘアスタイルだとちょっと飽きてしまいますよね。
そこでかきあげヘアのアレンジについて、いくつか紹介していきますので、ヘアスタイル作りの参考にしてみてください。
ショートやショートボブでのアレンジ
扱いも楽で、大人っぽくも甘くもなれるショートやショートボブは、人気のヘアスタイルのひとつです。
普段は前髪を作っている人でも、かきあげヘアを取り入れることで大人っぽく変身できますよ。
- くせ毛風ウェーブ
- パーマをかけていなくても、カーラーやヘアアイロンを使って、くせ毛風のスタイルを作ってみましょう。その時に、前髪をかきあげヘアにすることで、大人っぽい印象に仕上がります。
- 浴衣にも合う!ウェットスタイル
- ドレスや浴衣にもよく合うのが、近ごろ注目されているウェットスタイル。かきあげヘアを作ってから、ウェットに仕上がるワックスやスタイリング剤をつけることで、髪全体がウェットな仕上がりになります。
ウェットスタイルにするときは、毛先を外ハネにしたほうが、よりオシャレに仕上がります。サイドを耳にかけて、ヘアピンや飾りをつけると、より華やかになりますよ。
ショートやショートボブでもいろいろなアレンジが楽しめますので、試してみましょう。
夏に挑戦したいまとめ髪スタイル
かきあげヘアはとても魅力的なヘアスタイルですが、夏の暑い時期はロングやミディアムヘアをおろすと見た目にも暑苦しく、体感温度も上がってしまいます。そこで、すっきりとまとめたアレンジヘアに挑戦してみましょう。
かきあげヘアを作ってふんわり自然なボリュームが出せたのですから、まとめ髪もかっちりと作るのではなくルーズに作ったほうがオシャレです。
- ねじり
- くるりんぱ
- ルーズな編み込みや三つ編み
はふんわり感とオシャレ感を出してくれるおすすめアレンジです。これらを上手に取り入れて、まとめ髪を作ってみましょう。
いろいろなヘアスタイルが雑誌やネットで紹介されていますので、できそうなものから挑戦してみてください。
かきあげヘアは難しくない!さっそく試してみよう!
大人っぽくセクシーな印象を与えてくれるかきあげヘア。前髪が短い人、髪質などが原因で上手くヘアが作れなかった人でも、コツさえつかめば大丈夫。
美容院でセットしてもらったようなかきあげヘアが自宅でも再現できますよ。また、いつも同じヘアスタイルではつまらないので、かきあげヘアにアレンジを加えてみるとヘアスタイルのバリエーションが広がりますよ!