ヘアカーラー
カーラーってどうやって使うの?基本の使い方を覚えよう
カーラーは文字通り、髪を巻き付ける事でカールの形を作るヘアアイテムです。カーラーをうまく使いこなす事ができれば、巻き髪はもちろん、髪にボリュームを持たせる等、色々な事に活用できるようになるのです。
今回は、使いこなせると意外と便利な、カーラーの知識を紹介します。
カーラーは使いこなせると便利なアイテム
カーラーは使いこなす事が出来ると、とても便利なアイテムです。カーラーには様々な利点があります。
- 夜寝る前につけておけば、朝の身支度の時間を短縮できる
- 熱を使わずにカールを付けるので、髪へのダメージを軽減できる
- 数分放置するだけでカールができるので、とても簡単
- カーラー自体の値段が安いので、節約にも役立つ
カーラーを夜寝る前につけておけば、朝にはしっかりとしたカールが髪についています。朝はカールの調節とスタイリング剤でカールをキープするだけで済むので、朝の身支度をする時間を短縮できます。
熱を使わずにカールを作るので、髪へのダメージも最小限に抑えられます。カールを付けて放置するだけでできるので、とても簡単に巻き髪を作る事が出来るのも利点の一つです。また、カーラーや準備に必要な道具も価格が低い物が多いので、節約にも役立ちます。
とても便利なカーラーですが、カーラーを正しく使うには、カーラーの種類や使う時に必要な道具を知っておく必要があります。まずはカーラーの基本的な知識を頭に入れておきましょう。
カーラーの種類と特徴
カーラーには3つのタイプが存在しています。
- カーラー
- マジックカーラー
- ホットカーラー
の3種類です。ホットカーラーは電気の熱でカーラーを温めてから使うので、ヘアアイロンに近いです。今回は熱を使わない、カーラーとマジックカーラーを主に説明していきます。
カーラーとマジックカーラーは、熱を使わずに巻き髪を作るヘアアイテムです。カーラーに髪を巻き付け、数分から数時間放置する事で、髪に巻き髪のクセを付ける事で、ヘアスタイルを作り出しています。
カーラーとマジックカーラーの違いですが、カーラーは留め具やピンが付属している、又はあらかじめ用意する必要があります。対して、マジックカーラーはカーラーの髪を巻き付ける部分がマジックテープ状になっており、留め具やピンがいりません。
普通に巻き髪を作る場合はカーラーで問題ありませんが、
- よりしっかりした巻き髪を作りたい場合
- 留め具やピンを用意するのが面倒な場合
は、マジックカーラーの方がおすすめです。また、マジックカーラーの中には、重めの巻き髪を作りたい場合や多い髪を巻き込むために、留め具が付いているタイプも存在しています。
カーラーを使う時に必要な道具
カーラーを使う際には、カーラー以外にも道具が必要です。カーラーを使用する前に、必要な道具をそろえておきましょう。カーラーを使う際必要な道具は以下の5点です。
- ヘアクリームや洗い流さないトリートメント
- ブロッキング用の大きいピン
- カーラーに髪を止めるピン
- ヘアスプレー
- ワックス
これらの道具は、カーラーを使いやすくする効果や、巻き髪をよりきれいに見せる効果があります。あるのとないのでは、ヘアスタイルを作る時間や仕上がりに大きな違いがありますから、ちゃんと用意してから使用するようにしましょう。
カーラーの基本的な使い方
次に、カーラーの基本的な使い方を紹介します。カーラーの形状や種類によっては微妙な違いがありますが、基本的にはこの手順でカーラーを取り付けていきます。
まずは下準備をする
まずはカーラーを付ける下準備を行います。夜寝る前はヘアクリームや洗い流さないトリートメントを、それ以外の場合はヘアスプレーやスタイリング剤を、巻き髪を作りたい部分につけるようにします。
これによって、カーラーで作った巻き髪を長持ちさせる事ができます。ヘアクリームやスタイリング剤を使用する時には、頭皮につかないように使用するのがコツです。
次にブロッキングをして巻きやすくする
ヘアクリームやスタイリング剤を付け終わったら、髪を大型のピンでブロッキングします。ブロッキングの際は、以下の5か所に分けて行うと後でカーラーがつけやすくなります。
- 耳前
- 耳の後ろ
- 後頭部の頭頂部分
- 後頭部の左部分
- 後頭部の右部分
カーラーを使う際、髪を細かく分け、カーラーの数を増やせば増やすほど、髪荷動きが出ます。基本的にはこの5か所に分けてカーラーを使っていきますが、作りたいヘアスタイルに合わせてブロッキングをする場所や数を調節するようにして下さい。
カーラーを巻いて、ピンで留める
ブロッキングが終わったら、カーラーで髪を巻いていきます。毛先にカーラー取り付け、根元まで巻いていきます。巻き終わったら留め具やピンで髪をカーラーに留めます。
カーラーは巻く毛量が少なければ少ない程細かいカールが付きます。ブロッキングの時もそうですが、作りたい巻き髪に合わせてカーラーの量を調節するようにして下さい。
数分放置したら、ほぐして後処理
夜寝る前に使用した場合はこのまま就寝して問題ありません。それ以外の場合は、大体5~10分を目安にそのまま放置します。付けていた時間が長い程カールがしっかりつくので、付けたいカールの状態に合わせて放置時間を調節して下さい。
カーラーを外したら、ほぐして髪を調節します。
- 毛束感を出したい場合は毛束の上から手櫛
- ふんわりとした感じにしたい場合は、手を髪の下側から入れて広げるようにほぐす
この様に、ほぐし方によってヘアスタイルに違いが生まれますので、作りたいヘアスタイルに合わせてほぐすようにしましょう。
ヘアスタイルや好みによっては、ヘアアイロンで巻き髪を整える、より崩れにくくするのも効果的です。カーラーである程度巻き髪ができているので、ヘアアイロンを使用する時間も短く済みます。
カールが付き過ぎてしまった場合は、スタイリング剤や寝ぐせ直しウォーターを直したい部分につけ、少し引っ張りながらブローするとカールの状態を調節する事ができます。
カールの状態を調節したら、ワックスやヘアスプレーを髪全体に付ければ完成です。
カーラーを使いこなして、巻き髪スタイルを楽しもう
カーラーを使いこなす事が出来れば、お金や時間、手間をかけずに巻き髪を作る事が出来るようになります。慣れてくれば色々なスタイルを作る事が出来るようになりますので、しっかり使い方をマスターしましょう。